むかし何かのマンガで見たロボットのアイドルが舞台の上で歌っている場面。
そんなものありえないし、何百年経ってもそんな事起こるはずがないと思っていた。
でも気づけば初音ミクって言うCG歌手が舞台の上で歌い、観客は熱狂していた。
僕達が子供の頃から見ていた未来はすでにもうとっくの昔に来ていたのかもしれない。
車はまだ飛んでないし、宇宙に人は住めない。
それどころか世界から戦争すらなくなっていない。
それでも電気自動車は普通に走っているし、持ち運びができるバソコンや、それに近い携帯電話があったりと、世界は確実に未来を通り過ぎている。
結局小さい頃に見ていた未来像を現実にしようとした結果未来に来ている。
今の子供達が見る未来は僕達が見ていた未来の先の未来だ。
一体どんな未来を今の子供達は見ているんだろう。
その未来像の中のいくつかはきっとあと十数年したら現実になってまた未来ではなくなるんだろうね。
俺が死ぬまでに見れるかな～。
